2015年 第32回設計競技
 
『首相官邸』
それは何処の国であってもいい。具体的な国であるのは無論のこと、架空の国でもかまわない。
国が違えばイメージする「首相官邸」もおのずと変わってくるはず。
「首相官邸」を一戸の住宅としてとらえた時、果たしてどんな住宅が描けるだろうか?
アイコン、国家、権力、法律、建築、住宅...などの概念をどう捉えるか、あるいは覆すか、切り口は色々ありそうだ。
恣意的な拡大解釈も十分にあり得る。
枠にとらわれない自由な発想をお待ちしております。

文:南川祐輝(審査委員長)


審査員
● 西沢 大良 西沢大良建築設計事務所
○ 南川 祐輝 南川祐輝建築事務所
  松浦 健治郎 三重大学助教
  八木 紀彰 八木紀彰建築設計事務所
  山田 皓史 Hiro Planning
  吉村 真基 D.I.G Architects
●ゲスト審査委員 ○審査員長
入賞作品 
学生の部
金賞
『縁の下のちからもち』
中村純子・三屋 皓紀
/大阪大学
金賞
『首相官邸システム
上奥 璃奈
/愛知淑徳大学
 
銀賞
『平和の塔
桐谷 真奈人・川端 一輝
/名城大学
 
銅賞
『70億の独裁国家』 山田 泰弘 /愛知淑徳大学    
『境界上の官邸』 牧田 光 /工学院大学    
『首相のカバン』 前田 真里 /名城大学
一般の部
金賞
『起きて半畳、寝て一畳20XXスラムの中の
首相官邸』

原 正彦
/フリーランス


銀賞
『旗幟、彩る生活』
奥野 智士・西田 貫人
/関西大学大学院

銀賞
『虚実の消失点の狭間に棲む』
坪田 一平
/大阪市立大学大学院
 
 
 銀賞
『商店街がエントランスホールとなる首相官邸』
山田 寛
/フリーランス
 
銅賞
『MEGATHRONE』 李 上 /九州大学大学院    
『遊牧民化する首相官邸』 山田 寛 /フリーランス