
| 建材研修会 |
| 「名古屋港ワイルドフラワーガーデン・ブルーボネット」 |
| - しばし花と戯れる - |
| 三重地域会第4回例会が、去る9月19日に開催されました。今回は、賛助会の中部電力株式会社の佐々木氏、株式会社テクトの小柴氏を講師に迎えた建材研修会を織り交ぜての例会です。 オール電化・建材新製品等、ひとしきり研修を受け、例会の議事も終えると、その後は、今回の会場「名古屋港ワルドフラワーガーデン ブルーボネット」の見学です。この施設は、中部電力創立50周年事業として計画され、昨年4月にオープンした施設。立地としては、ウォーターフロント、海辺のロケーションの良いところにあり、36,500uの敷地を有する施設で、ワイルドフラワーが所狭しと植えられています。 ![]() さて、みなさんは、“ワイルドフラワー”という言葉をご存知でしょうか?恥ずかしながら、私は初めて耳にする言葉だったのですが、ワイルドフラワーとは、野性的な雰囲気を持つ草花のことを言い、古来より原生し、人が世話をしなくても生育していける植物なのだそうです。日本で言えば、タンポポとかレンゲといったところでしょうか。 また、この施設づくりでは様々なコラボレーションが試みられたようです。庭のデザイナーとして、英米から3人のガーデンデザイナーを迎え、景観照明は石井幹子氏、その他にも門扉、アートグラス、モニュメントなどで様々なデザイナーが参加しています。 ![]() 施設を見学すると英国風の庭園あり、牧草地のようなおおらかな庭園ありで22のガーデンスタイルが楽しめるようになっています。主体がワイルドフラワーだけあって、素朴な雰囲気が漂う庭園でした。女性の二人組がしきりにポーズを取ってお互いの写真を撮り合っていましたがそれも納得。絵になる風景です。 ただ、惜しまれるのは、テーマパークにありがちな雰囲気・現実感に乏しい感じ、が施設のはしばしから感じられることです。まだ、施設が新しい事もあるかとは思いますが、作られた感じは否めません。大地に根付くワイルドフラワーにふさわしい、素朴で時間の流れと共に味が出てくるようなそんなしつらい、建築、という選択もあったのではないかと感じました。ただ、現実感に乏しい、非現実的な空間というのも狙ったところではあるのかもしれませんが・・・。 さて、ワイルドフラワーと共に、心を奪われたものがもうひとつ。それは、ワイルドフラワーの手入れをしているスタッフの女性の姿です。本当に花が好きなのでしょう、生き生きと仕事をされていました。それとこの素晴らしい施設で働いているのだと言うプライドのようなものも感じられました。施設と言うのはやはり人が作って行くものです。 最後にこの地を訪れて痛感したことがあります。それは、「花を愛でる心のゆとりがない!」。これでは、良い建築など出来るはずもなく、深く反省した一日となりました。次回は、美しい花を愛でに美しい女性と(?)この地を訪れたいものです。 |
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