理 事 会 レ ポ ー ト                             理事 小田 義彦
■第203回理事会(2012.7.23)
正副会長4名および理事17名(2名欠席)、監事1名(1名欠席)、筒井専務理事、原田事務局長代理の計24名が出席した。
【審議事項】 1)原田事務局長代理、2)・3)筒井専務理事
1. 24名入会、16名退会、1名逝去、6名休会を承認した。会員総数は4,386名。
2. 8件のJIA後援名義使用と1件の推薦書籍(『建築家の自立』椎名政夫著)を承認した。
3. 平成23年9月25日の臨時総会で決議した新定款の、軽微な修正を承認した。
* 正会員・準会員・協力会員などすべての「会員」の入退会・会費納入を定款に記載した。(第7〜12条)
* 支部長の職務を追記した。(第27条)
* その他、内閣府認定等委員会との事前相談によって修正を指摘された、意味の明確化・厳密化、定款関連条文との語句の統一、関連法規との用語の調整、一般的なモデル定款にあわせた構成、記載が必要でない文言の削除、などを修正した。
【報告事項】  1)篠田義男災害復興支援本部委員 2)筒井専務理事
1.  文化財ドクター事業について
・ 文化庁の要請で昨年、建築学会に協力する形で、東日本大震災における被災文化財状況調査、応急処置と復旧への技術支援を行った。文化庁から、今年度はJIAが事務局的な役割を果たしてほしいとの要請があり「(仮称)文化財ドクター事業対応会議」を立ち上げたい、との提案があった。「会議」設置は理事会承認が必要であるが、現状の本部事務局マンパワーから考えてそれに割ける人員がいないため、ほとんどの人的対応を会員が果たすことになる。再協議となった。
 2 ベルコリーヌ問題について
  西勝総務委員長から芦原会長へ、今年度中に2,000万円の未収金処理を終えてほしいと要望。そのために、ベルコリーヌ特別委員会は解散、森副会長を中心とする特別委員会を立ち上げ、落としどころの検討など、URとの協議などを進める。
■理事懇談会 出席者:同上
【協議事項】
1. 支部・地域会規程(案)について:小田義彦規程類制定特別委員会委員長
会議に添付の資料は、小島WG主査が7月13日の支部長会議を受けて修正したものであり、7月4日の特別委員会(東雲コンサル合同)を受けてのものでないため、現在委員会で協議中の事項(準会員・協力会員の所属など)の説明に留めた。その後のスケジュールは、8月7日に特別委員会、8月下旬~9月中旬までに支部ごとに説明会(支部集会など)を開催、9月18日第204回理事会で再度協議する。 
 2. 本部・支部・地域会の役割分担と事務局体制について:西勝郁郎総務委員長
財政諮問会議による全国58地域会の事務局現況、定款第25条に定める地域会設置基準(2011/02/25改定)などの資料の照会があり、引き続き総務委員会にてさらなる調査・検討を進めるとの報告があった。本部事務局エリアへの関東甲信越事務局の引越しプランを提示、8月11日に引越すことが報告された。 
 3  会員増強特別委員会(仮称)について:道家駿太郎総務委員会会員増強WG主査
2011年度の退会・死亡・資格喪失の計は297名(毎月25名ずつ減少)。これを会員の高齢化などによる自然減とすると、これに見合う数の正会員の新規入会を各支部にお願いしたい。したがって、目標として各支部に現会員数の7%程度の新規入会をお願いする。
各支部で支部会員増強委員を人選し、本部に支部長を含む会員増強特別委員会を立ち上げる。
* 以下、当日の議題ではないが、本号発行時には、全国10支部において支部・地域会規程についての説明会が開催され、意見集約を終えている頃である。東海支部では支部役員会の決定で、地域会ごとに行うこととした(8月24日;三重、8月28日;静岡、8月29日;岐阜、8月30日;愛知)。JIAは、公益法人認定申請を9月~10月に行うが、支部・地域会規程は申請のための必須書類ではないので、年内に理事会承認を終える工程で進んでいる。しかし、支部と地域会ごとに定める規約・規則があるため、その整備を2013年3月には終え、新年度にはオールJIAが公益法人としてスタートする必要がある。したがって、説明会で公開される、本部が定める「規定類」と、支部・地域会が定める「規約・規則のひな形」を参考に、支部・地域会ごとにチームをつくって整備作業を進めることをお願いする。