理 事 会 レ ポ ー ト                             理事 小田 義彦
■第201回理事会(本部総会直前)
  正副会長4名および理事17名(1名欠席)、監事2名、次期理事7名(オブザーバー参加)、筒井専務理事、池田事務局長の計32名が出席した。
【承認事項】 1)〜3)、5):池田事務局長 4):西勝総務委員長
1. 1名入会、9名退会、4名休会を承認。会員総数は4,436名。
2. 9件のJIA後援名義使用を承認。
3. 委員会委員(環境行動ラボ、国際委員会、CPD評議会)の委嘱・解職を承認。
東海支部ではCPD評議会委員の藤井孝一氏が塚本隆典氏に交代する。
前回理事会での建築相談委員長の交代を取り消した。 
4. 1年分超の会費滞納会員の権利停止
現在は本部役員選挙権・被選挙権とJIA総会議決権の停止、機関誌配布の中止を実行。今後は本部・支部・地域会・部会の役員、本部委員会委員としての活動停止も追加することを承認。今後速やかに広報し、実施する。
 5. 2012年度総会における「白紙・議長委任」の取り扱い:前回理事会での顧問弁護士の判断の通り、「白紙委任」は会長委任、「議長委任」は議長の意向通りとすることを承認した。
【報告事項】  1)〜4):池田事務局長 5):小田規定類制定特別委員長
1. 5月30日現在の会費滞納状況の報告
 2010年・2011年度会費滞納者は59名(うち東海2名)計600万。この会員は7月1日をもって「資格喪失」扱いとなる。2011年度会費滞納者(うち東海8名)が133名、計662万。同様に7月1日をもって「資格停止」扱いとなる。
 2 表彰事業の課題
  石田表彰委員長より、公益法人認定申請にあたり表彰事業の「公益目的事業」への適合性の観点から、優秀建築選・新人賞・環境建築賞の応募対象者をJIA会員以外にも開放することの可否について、理事会で協議いただきたいとのこと。応募を一級建築士や設計専攻建築士+登録建築家に限る、他団体と違うJIA独自の特色ある評価基準をつくる必要がある、などの意見が出されたが、時間の関係上、本部事業だけでなく支部・地域会ごとの表彰事業もあるので、事業管理委員会で公益・共益の判断基準をまとめ、今後理事会で再協議することとした。 
 3. 総会後の懇親会の招待客と会員参加状況の報告。
4. 総会の議事進行の説明と役割の確認。
配布資料(支部・地域会規定の制定動向)の説明:規定の策定方針、主要改定ポイント、会員・会費規定と支部・地域会の関係を総会で報告する。
■臨時理事会 
 新任理事による臨時理事会を開催した。24名中23名の理事出席を確認して議事に入る。
 初めに2012年度施政方針と重点施策が芦原会長から報告された。「社会にとって、会員にとって魅力的なJIAに」、そのための4つの施策を再度確認した。また年6回の理事会と年5回の理事懇談会の日程を報告。理事懇談会は集中議論中心、原則WEB開催で各支部役員のWEB参加を歓迎する。理事会は正規の審議機関で芦原会長が議長を務める。入・退会審査と後援名義使用承認を総務委員会の専権事項とするかどうかは今後協議する。 
【審議事項】 
 1. 本部理事会審議決議事項の一時執行停止と解除を承認:午後の総会ですべての議案承認を条件に本理事会の審議に入る。 
 2. 副会長の選任(定款第17条2項):芦原会長から2012年度の副会長が推薦され、下記の順位で承認した。小田義彦(東海)・森暢郎(関東甲信越)・松本敏夫(近畿) 
 3  支部長の選任(定款第17条2項):8名の新支部長の選任を承認。
北海道支部長;上遠野克(新任)、東北支部長;渡邉宏(新任)、関東甲信越支部長;上浪寛(再任)、東海支部長;鳥居久保(新任)、近畿支部長;小島孜(再任)、中国支部長;山田暁(再任)、四国支部長;細木茂(再任)、九州支部長;水野宏(新任)  
退任役員への感謝状贈呈:任期満了となる7名の理事への感謝状贈呈が承認された。 
北海道支部;鈴木敏司支部長、東北支部;水戸部裕行支部長、関東甲信越支部;室伏次郎副会長、同支部;東條隆郎副会長、東海支部;中村久理事、近畿支部;古久保泰男理事、九州支部;市川清貴支部長 
【報告事項】 特になし。
 新任理事と退任理事から一言ずつ挨拶があり、芦原会長から新任理事へは激励、退任理事へはねぎらいとお礼の言葉が述べられた。