理 事 会 レ ポ ー ト 理事 中村 久 | ||
第196回の臨時理事会は、12月22日(木)に理事22名(1名欠席)、監事2名で開催された。(開始13:30、終了18:00) | ||
芦原太郎会長の挨拶:春の大震災はだれも想像しなかった。日本も世界も見方が変わった節目だったと思う。我々は大事な局面を迎えている。また、秋のUIA大会が終わり本日小倉さんから良いけじめがついた発表がある。皆様、本当にご苦労さまでした。そしてそのとき臨時総会を開き、定款を変えてJIAの目指す方向を見定めた。これからは具体的に1歩2歩と進めていかなければならない。よろしくお願いします。 | ||
【審議事項】 | ||
1. | 入退会者承認の件 | |
賛成多数で承認。 11月15日付:入会3名、退会7日、死亡5名、休会0名(承認前会員数4,565名) 12月15日付:入会11名、退会9名、死亡1名、休会1名(承認前会員数4,533名) |
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2. | JIA後援・協賛事業の承認 | |
8つの後援・協賛および建築会館企画書籍を賛成多数で承認、1件の後援留保(主催者からの依頼でないため)。最終承認は理事会で確認(広報委員会の承認でなく委員会確認)。 | ||
3. | 委員会と委員委嘱など | |
1.国際委員会2名 1)規定類制定特別委員会3名 2)広報委員会1名 に委嘱 | ||
2.委員の解嘱(広報委員長の辞職による) 賛成多数で承認 | ||
3.委員会解散について@1万人展はJOBの状況と一体で調整中A関東甲信越のシンポジウム1月13日の1回が残っている。一旦終了し、存続問題について再協議とする。 | ||
4. | 専務理事など選考委員会答申 | |
当委員会において厳正な審議を行った結果、筒井信也氏を選定し次期専務理事に推薦することを報告。選定理由、今期の業績などの説明後、賛成多数で承認。 | ||
5. | 滞納会員の資格喪失 | |
@2年を超える会費滞納者会員1名A2年を超える会費滞納者でかつ行方不明会員8名B3年以上休会状況の会員2名 賛成多数で承認。 | ||
※行方不明会員対応手順資料、2011年現在会費滞納額合計24,146,000円資料の説明。 | ||
【報告事項】 | ||
1. | 三春町設計施工一貫問題 | |
JIA芦原太郎会長名で仙田満氏へ「注意書」提出(11月8日付) | ||
※東北支部長からJIAに対し仙田満氏の問責決議書を提出する予定と発言がある。 | ||
2. | JIA大会横浜2012 | |
テーマ、会期、会場、概要、組織図(案)の説明。 | ||
※2012年は25周年になり本部大会とする。本部組織、本部会計とする。 | ||
※JIA大会ルールは各年開催である。予算、実行体制などの内容検討は保留。 | ||
3. | 規定類制定特別委員会方針 | |
@委員会の目的:当委員会は公益社団法人への移行を鑑み、2011年9月の臨時総会を受けて、最重要課題である会員規則・会費規定および支部設置規定・地域会設置規定基準の改定について、全国10支部長と総務委員からなる特別委員会を構成し、早急に整備することを目的とする。 | ||
Aスケジュール:2012年5月31日の通常総会にて決議することを着地目標とする。 | ||
4. | 資格制度書式変更 | |
勤務先業態報告(アンケート調査資料)の説明。 | ||
都営住宅低価格見積もりについて(都市整備局基本設計見積もり5件の低価格)の説明。 | ||
5. | ベルコリーヌ問題報告 | |
東京第2弁護士会の裁定がおりる。JIAの主張通りになったが、残金の支払いに応ぜず。ベルコリーヌ問題の委員会は解散し、今後は理事会主導でURと折衝にあたる。 | ||
6. | .総務委員会報告 | |
支部事務局現況調査シート全支部回答総合版の内容確認などの説明。 諸規定類整理シート資料/2011年度会費納入状況(11月末時点)資料/2011年度末収支決算予想資料/キャッシュフロー予想(案)資料 |
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7 | 中国学会との友好協定締結 | |
背景:UIA東京大会には中国建築学会から322名の建築家たちに参加いただいた。中国建築学会はJIAの存在を認識し、友好協定を結ぶことを提案してきた。この機会を逃さず生かすべきと理事会は、中国建築学会北京本部とJIAが友好関係を結ぶことを賛成多数で決議する。 | ||
8. | 理事の解任 | |
中村高淑理事の理事退任届を受理。理由説明を受け理事会承認する。今後の手続きに移る。 | ||
9. | UIA大会の総括と決算報告 | |
@大会参加者:登録者約5,100人(国内 約3,200人、海外 約1,900人) | ||
AUIA東京大会収入 概要:・寄付金収入386,144千円・協賛金収入67,701千円・参加登録収入155,638千円となり、合計609,483千円(達成率103%)となった。 |
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10. | 本部事務局報告 | |
亡くなられた会員の名誉会員推薦について松浦基之弁護士は「亡くなられたまま会員の地位を与えることは無理があると考える」とのこと。よって名誉会員推薦しない。2012年度理事・監事体制資料 | ||
11. | 支部長会議(倉敷にて)議事録 | |
11月2日倉敷において支部長会議を開催し、各支部活動報告および情報交換を行った。また、会員・会費規定、支部規定、地域会規定に関する支部の課題、登録建築家と建築士会の統括一級建築士の統合問題などについて意見交換をした。 |