理 事 会 レ ポ ー ト                             東海支部長・理事 小田 義彦
第193回理事会は、8月23日(火)の13:30から23人の理事(うち2名はWEB参加)と2名の監事が参加し行われた。
【審議事項】
1. 入会21名(うち東海4名、JIA賞など応募目的か?)、退会29名(うち東海1名)、休会7名を承認した。1年以上の会費滞納者と休会者には総会議決権がないこと、総会員数の基数(分母)に参入しないことを確認した。
2. 22件の後援名義使用を承認した。
3. 3名の支部広報委員の交代に伴う本部広報委員の委嘱・解嘱
を承認した。
4. 定款改定案を原案通りで承認した。総会議決事項である理事の解任は、多数決議決とするか2 /3以上とするか議論の末、多数決議決とする。次年度事業計画と予算案を理事会承認とするか総会承認とするかは、原案通り前年度期末理事会承認とし、次年度総会では報告とする。
5. 臨時総会議案書については、2011年度名誉会員証授与式は別途開催することとし、それを削除し一部字句訂正を前提に承認した。
 
【協議事項】
1. 2012年度JIA大会は関東地区で開催する。次回9月25日の理事会で予算、規模、開催場所、開催期間について報告する。(上浪関東甲信越支部長)
2. あと1か月に迫ったUIA大会の推進状況について、さらなる参加登録増強(目標まであと200名余)と寄付の積み増し(当初比30%不足)について各支部への要請があった。
また、UIA大会を機として、「JIA建築家宣言」、建築関連団体5会による「建築・まちづくり宣言」を9月の理事会承認の上、午後の臨時総会で宣言発表・プレスリリースを予定。
3. 臨時総会対応としては、東京都内、大阪市内の休眠会員へ、議案到着後1週間を目途に地域会からメール、電話で投票を促す。8月22日現在の正会員数は4,535名、休会・1年以上滞納・資格喪失の99名を除く4,436名に議案書を送付する。
4. 新たな建築設計資格制度構築については、東海支部会員集会の際の配布資料により説明。一部の理事から現行の協定合意方向(士会に擦り寄る)に反対意見も出、士会連合会内部の調整も遅れ気味で、UIA大会のタイミングで2会合意宣言を出せるかどうかは微妙である。
   
【報告事項】 
1. 専務理事等選考委員会設置(芦原会長) 
  現専務理事が2012年3月末で任期切れとなるため、継続の可否を答申するための委員会設置と委員選任が報告された。 
 2. 建築アーカイブス会議からの提案(仙田議長) 
  建築家の引退・逝去に伴う設計図書などデータの散逸を防ぎ、増改築にも対応するなどの消費者保護の観点からNPO法人化が提案され、本年10月理事会承認、2012年4月事業開始を目指すと説明があった。 
 3. ベルコリーヌ近況(筒井専務・福富委員長) 
  東京第2弁護士会によるUR申し立てによる斡旋手続き完了の報告があり、7月25日裁定確定により、8月25日までに不服申し立てがなければJIAに有利な形で斡旋が終結する。 
 4. 復興支援本部の設置と方針(庫川委員長) 
  本部災害対策委員会活動報告、災害対策ファンドの収支報告、復興支援本部活動報告ならびに「JIA災害復興支援本部」への名称変更と芦原本部長・庫川副本部長・本部委員(水戸部、中田、森岡)などの人選を報告。 
5. 東北支部復興支援活動報告(水戸部支部長)
東北支部と5地域会の3月以降の活動経緯と現況・課題について報告があり、9支部・4地域会からの計700万円余の義援金に対し、感謝の言葉が述べられた。
■UIA2011東京大会ならびに千人茶会に参加された皆様、その準備に奔走された方々、当日お手伝いいただいた方々、本当にお疲れさまでした。