理 事 会 レ ポ ー ト                             理事 中村 久
第192回理事会は、7月20日(水)に理事の22名参加(内WEB参加4名、1名の欠席者)、監事2名、専務理事、事務局で本部において開催された。(開始13:30、終了20:00) 
【審議事項】
1. 入退会者承認:7月13日付:入会1名、退会10日、死亡1名、資格喪失1名(海外滞納外国籍会員)、休会4名(承認前会員数4,596名)。賛成多数で承認。
2. 後援名義承認:10の後援・協賛依頼。賛成多数で承認。
3. 委員会と委員委嘱等承認
1)法制度委員長 委嘱:黒木正郎 解嘱:東条隆郎  
2)都市づくり街づくり等推進委員長 委嘱:亀井尚志 解嘱:黒木正郎 
3)総務委員 委嘱:上垣内伸一 賛成多数で承認。 
4. 継続職能研修(CPD)に関する細則改定について
  他のCPD運用団体のプロバイダー登録料金に比べ安価な設定となっている。差異の解消と、事業収入の増額見込みのため引き上げる。賛成多数で承認。
   
【協議事項】
1. 滞納会員の資格喪失(事務局報告)
現状、90名の資格喪失警告会員中64名の資格喪失処分者が承認された。830万円の滞納金中624万円が回収不能。
加えて2年間滞納者が現時点で170名おり、2009年度660万円、2010年度730万円に上る。8月27日に警告文、請求書を発送予定。 
2.  2012年度JIA大会開催場所(小島支部長会幹事) 
関東甲信越支部(東京)での開催決定 
 3. 定款改定案(筒井専務理事) ※主な部分のみ 
目的(3条) 会員の種別(5条)終身正会員制度終了に関して、前回理事会では、永年加入会員などに対する今後の処遇について検討すべきと意見があり、協議する。 
役員の任期(18条)理事の再選回数に制限を設けないでいいか再検討したい。制限を設けない/12名、設ける/10名で、設けない方針で次回理事会再提出。 
総会の機能(24条)暫定予算を作成して、本予算承認時期の延期が新法でも可能かの確認予定。 
理事会と会長の職務について、40条〜55条の再確認 
松浦基之弁護士の定款改定についての意見 
定款改定案の解説(筒井専務)と現行定款と改定案(修正7月17日) 
 
【報告事項】  
1. 復興支援本部の設置(芦原会長)
災害対策本部、災害対策委員会はほぼ初期の目的を達成したため解散する。第2ステップとして、復興支援本部を設置。復興支援提言特別委員会はWGと位置付け継続。
2. UIA大会推進動向(芦原会長)
UIA参加登録集計で最低ラインまであと399名。
3. 資格制度2011基本方針(東条隆郎委員長)
1) 2会は新たな「社会制度としての建築設計資格制度」(UIA指針と整合性を持ったものとして)を構築することを目指す。
2)「 登築家制度」の中で、独立性、芸術性はJIA会員要件として位置づける 
3)「 認定基準」の統一および第三者性を持った「認定機関」の設置について協議を進める。 
4) 新資格制度の名称候補として、「統括一級建築士」制度とすることで討議を進める 
5) 士会(統括設計専攻建築士の内一級建築士)、JIA(登録建築家)は基本的に追加的な審査がなくても当該資格者になることに配慮することで協議を進める。 
6) UIA大会時に、新たな資格制度構築、ロードマップを公表することに向け協議を進める 
※ 報告ではなく、協議事項とすべき意見、反対する意見、賛成する意見の発言が出る。 
4. 総務委員会2011活動方針(西勝郁郎総務委員長) 
財務管理WG、規定・細則WG、事務局体制改革WGより通常活動内容その他方針説明がある。
5. 広報委員会報告(中村高淑広報委員長)
@本部機関紙の編集委託先を「建築画報社」から「南風社」に8月号から変更する。
A支部賛助会員への機関紙・WEBへの広告掲載のお願い。 
BWEBサイトの新機能の案内開始について。 
CJIA本部WEBサイトにおけるUIA2011東京大会広報について予算確認。 
 6. 建築アーカイブス会議提案(芦原会長)
多くのアトリエ型事務所がなくなった後の建築のサービスが問題として残る。そのサービスをJIAないしはその関係団体が引き継ぐ事業の提案(建築家の設計した建物の長寿命化推進事業)。 
 7. 事務局報告 
1) UIA大会・臨時総会(9月25日14:00 〜16:00)・理事会・機関紙発刊・定款改定の会員集会について専務行脚予定の説明(東海支部8月6日) 
2) JIA2011年臨時総会・名誉会員の集いについて 
3) JIA教育関連活動:@オープンデスクAオープンスクールBプロフェショナルスクールC大学院インターンシップの目的・内容などの説明