理 事 会 レ ポ ー ト 理事 中村 久 | ||
第188回理事会は、4月11日(月)13:30 〜20:00、JIA本部建築家会館1階ホールにて、会長、専務理事、理事19名(一部WEB参加、欠席3名)、監事1名、オブザーバー(次年度理事予定者)5名によって行われた。 | ||
会長挨拶:今朝もUIA大会推進本部会議、災害特別委員会、定款改定委員会などいろいろな問題が一気にありました。さまざまな問題を統合しながら全体を見渡し、良いものに導いていただきますようお願いします。それには情報が大事ですので多くの意見を出していただき、JIAとしての判断をしていきたい。 | ||
※@理事名および賛否数を記録に残すこと A重要案件で賛否理事名の公表が必要だと判断したときは、その都度理事会で決めること、以上を再確認する。 | ||
【審議事項】 | ||
1. | 入退会者承認:入会1名、退会23名,休会3名 会員総数4,683名 賛成多数で承認 | |
2. | 後援名義承認:3つの事業を賛成多数で承認 | |
3. | 本部委員会委員委嘱 | |
@名誉会員選考委員会の委嘱 反対多数で取下げ 理由:仙田会員の三春町問題が解決していないこと。また、規約にそってその他メンバーを含め、再人選をお願いする。 |
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A復興支援提言特別委員会設置および委員委嘱承認 今後メンバーにふさわしい人があれば水戸部理事を中心に人選し、加えていく。また、ネットワーク型委員会にする趣旨を加える。前記意見を加えた委員会とすることで賛成多数で承認。 |
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4. | JIA2010年度名誉会員候補者選考に関する答申:船木幹也氏、太田隆信氏、LEE Sang-Leem氏、George.Miller氏の4名を賛成多数で承認。太田隆信氏はJIAの国際委員で20年以上活躍されている人で会長推薦。 | |
5. | 2010年度推薦終身正会員の承認:井関幹雄氏、上田宏二氏、小林道夫氏の3名を賛成多数で承認。 | |
【協議事項】 | ||
1. | 2010年度決算見込:専務理事(筒井) | |
・2011年度収支決算予想 本部分 一般会計 ・2011年度決算見込み |
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2. | 2011年度予算案:専務理事(筒井) | |
・2011年度一般会計収支予算シミュレーション統括表 ・収益事業特別会計2011年度予算案 ・2011年度 国際交流基金特別会計予算案 ・資格制度特別会計予算案 |
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3. | 定款改定案:定款改定WG主査(森岡) | |
現行定款と改定案(資料)の説明:基本的に現行の定款を踏襲することとした。新法人形態で必要な内容を記載している。 ※次回理事会に再度精査し、提出する。 | ||
4. | 会員種別改定案:会員種別WG主査(上浪) | |
JIA会員種別についての提案の説明 ※次回理事会に再度精査し、提出する。 | ||
5. | 三春町設計施工一括問題:室伏次郎副会長 | |
1つに仙田元会長の行動が会の行動規範に抵触するのではないか。2つに今後同様のことがあったとき会員はどのような行動をとるべきか。私個人としては職責委員会に問う問題である。 | ||
対社会行動委員会として結論を出せなかったのは事実。問題は多岐にわたっているため。 | ||
今JIAとしてパブリックに対し、デザインビルドの問題点を出すような手段を持っていない。だから、それに向かっていく体制をつくるという議論を理事会ですべきだ。 | ||
【報告事項】 | ||
1. | 災害支援状況報告:JIA災害対策副委員長(森岡) | |
支援活動報告。支援活動はかなり長期化すると思われます。 | ||
2. | UIA大会の開催動向について:芦原太郎会長 | |
3. | NPO法人建築家教育推進機構報告:村田麟太郎NPO理事 | |
JIA会員、会員が所属する事務所の所員の方を含め、日建学院が主催する講習会の受講協力をお願いします。 | ||
4. | ベルコリーヌ南大沢問題状況報告:専務理事(筒井) | |
第二東京弁護士会仲裁センターおよびJIA宛に管理組合から1 〜5号棟瑕疵問題解決の報告がある。 | ||
5. | 大学院インターンシップ報告:堀越英嗣研究・教育委員会担当理事 | |
6. | 事務局報告 |
理 事 会 レ ポ ー ト 理事 中村 久 | ||
189回理事会は5月10日(火) 13:30 〜19:30、JIA本部建築家会館1階大ホールにて、会長、専務理事、理事20名(一部WEB参加、欠席2名)、監事2名、オブザーバー6名が出席し行われた。 | ||
【審議事項】 | ||
1. | 入退会者承認:1名入会、8名退会、死亡1名、会員数4,681 | |
2. | 後援名義承認:4つの事業を賛成多数で承認。 | |
3. | .JIA会員の懲戒請求・審査 | |
関東甲信越支部茨城地域会の会員に対する懲戒審査委員会答申書(平成20年5月22日に実施された指名競争入札に際し、競争入札妨害で逮捕された)に対し、JIAを除名とする。賛成多数で承認。 | ||
4. | 2010年度決算・2011年度予算 | |
筒井専務の説明後、協議し、下記のとおり修正とすることで賛成多数で承認。決算報告については前回報告と同じ(実質赤字235万円)。2011年度予算案について、 | ||
@会費収入:前年度見込み比5%の予算計上、徴収率91%を、5月現在会員数4,628名とし、徴収率を93%に変更する。 A事業費:UIA大会推進費750万円、JOBからの補助収入500万円は流動的(半額と言ってきている状況)。災害対策費100万円、支援活動費200万円を見込む。 B事務経費:前年度見込み費10%減を目指す。また役・職員の報酬・手当を適当な水準へと改正を進める。 C会議費:前年度予算比230万円、100万円の増額を見込む。 D予備費その他:予備費として280万円を計上し、新たなファンドを設立する内容の説明を会員減を前提として予算組みすることはおかしい。会員増強の方針を立て、予備費は1,280万円を計上して修正し、災害ファンドは新たなファンドを作るのでなく、災害ファンド運用規定を見直す。その趣旨は理事会で取り扱うこととする。賛成多数で承認。 |
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EUIA大会は集めたお金で行うこと、赤字としないことの再確認が理事会で必要ではないか(メモ程度の資料ではあるが、JOBの説明では今後収入が増えないならば6,300万円の赤字となる)。 | ||
5. | 定款改定 | |
森岡・上浪主査の説明があり、協議の結果、 2011年度通常総会第3号議案に図らない。9月UIA大会での臨時総会議案とする(定款はJIAの根幹となる重要なことだが、5月理事会で改定案の内容に合意ができない、各支部で会員に内容説明し、同意を得るまでの時間が足りない)。 |
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6. | 白紙・議長委任の取扱い | |
議長委任は「会長」委任とみなして、集計する内容は定款第30条に反する内容であり、弁護士と再確認すること。 | ||
7. | 5月31日総会議案書 | |
筒井専務の説明を受けるが、上記内容で修正する。 | ||
【協議事項】 | ||
1. | UIA大会JOB への要請:芦原太郎会長 | |
JIAとして東日本大震災をふまえ、根本的に内容を見直してほしい。また、予算的に赤字になるようなことはやってはならないことをJOBに申し入れ、一体となって頑張っていこうと要請した。 | ||
【報告事項】 | ||
1. | 三春町設計施工一貫問題:室伏対社会行動会議議長 | |
現在の職責委員会の機能として「懲戒事由あり」と結審する可能性は限りなく低いと思われる(南條職責委員長談)。 | ||
社会行動会議議長としての見解は仙田元会長の行為は、正しいデザインビルドに至る過程であると考え、会として望ましい結果に向けて見守るべき課題であると考える。元会長へは今後の慎重な行動を要請するという「注意」が必要と考える。 | ||
東北支部長:福島地域会メンバーは被災仮設住宅の設計1,000戸(工事費60億円)にを無報酬で取り組んでいる(設計施工一貫ではない)。そんな状況の中、支部としてこの問題を曖昧にして不問とはできない。懲戒請求として提訴する。 | ||
2. | 東日本大震災文化財建築物復旧支援事業:復興支援提言特別委員会篠田義男氏 | |
文化庁よりJIAに依頼があり、文化財である建造物の被災状況を調査するとともに、応急措置および復旧に向けた技術的支援を行う事業を日本建築学会と協議しながら進めたいと考える(一部地域は連休明けから学会調査に入っており、東北地方全体は7月から活動予定。また、交通費などは学会から支給される)。 | ||
3. | 被災会員会費免除の件:中山総務委員会委員長 | |
「1995年7月26日第79回理事会」で阪神淡路大震災で被災し、会費を免除すべき会員計23名につき報告して承認を求めたところ全員一致で了承された。このたびも同様会員の会費免除とする。 | ||
4. | 事務局改革WG 報告:中山総務委員会委員長 | |
@本部事務局の固定費の検証A本部職員の人件費推移の検証と対策案B本部事務局体制の業務実態と対策提案C事務局運営に関する諸規定についての報告。さらに業務体制の再編について(ミッション別)提案と本部事務局改革に関する課題の確認説明。 | ||
5. | 本部HP 更改:中村広報委員会委員長 | |
本部WEBサイトリをリニューアルし、5月10日〜20日までの間に本公開予定としている。テストサイト: http:/jia-web.plumsa.jp/ | ||
6. | 事務局報告(委員会英語名称など) |