理 事 会 レ ポ ー ト                             理事 中村 久
臨時理事会は、9月22日(水)、理事22名(1名欠席)、監事2名でWEB会議で開催された。(開始13:30、終了18:00) 
〔審議事項〕
1. 入退会者承認の件。賛成多数で承認
2. JIA後援・協賛事業の承認 賛成多数で承認。
3. WG名の変更・確定、委員委嘱など(同) 賛成多数で承認
4. 2010年度臨時総会議案書(案)
@第1号議案:新法人形態への移行の件(森岡理事)
 「本会は整備法44条の定めにより、公益社団法人への移行認定の申請を行うこととする」  18 /24の賛成で承認。
A第2号議案:会費改定について(小田理事)
 「年会費について現行36,000円を45,000円(非登録建築家は18,000円のまま)に改定し、2011年度会費から改定額で徴収する。ただし2009 〜2010年度入会者に限り、入会後3年間は36,000円のまま会費を据え置く」  16 /24の賛成で承認。
〔芦原太郎会長レポート〕   「2010年9月20日:JIAの目指すところ」計8ページ
B第3号議案:会員の除名 賛成多数で承認
C白紙委任状の取り扱い(事務局 池田) 賛成多数で承認
〔協議事項〕
1. 顧問選定規定(案)(総務委員会WG小倉浩) 
現在、弁護士、公認会計士など外部顧問の規定がないため提案。
2. 事務局体制改革協議(西勝総務委員会副委員長)
@JIA常勤役員の報酬等の検討AJIA本部事務局体制改革の検討B全国10支部の事務局実態の把握検討について提言
専務理事報酬額を一般職員より安い、他団体の専務理事が1,200万円であることなどで、1,000万円と提案する(芦原会長)
正規の本部総会に諮る手順が必要、次年度からではどうか、財政的裏づけは大丈夫か、などの意見が出る。
〔報告事項〕
1. 被懲戒者の不服申し立て
前回理事会で「注意」勧告の会員(佐藤俊郎)から不服申し立て書の提出があった。理事会で弁明の機会を設ける。
2. 九州大会登録動員動向(市川九州支部長)
理事懇談会 レ ポ ー ト                             理事 小田 義彦
 10月7 〜9日の「JIA全国大会2010九州」の期間中、7日には理事懇談会と第4回UIA大会推進特別委員会が、8日には全国地域会会議、臨時総会、全国大会式典、基調講演、レセプションパーティーなどがあり、500余名が参加した。
 理事懇談会(理事会ではないので審議はなし、協議のみ)では、飛行機の都合で欠席した1名の理事を除いて全員出席で始まった。
1. 来年のJIA大会は、UIA東京大会をこれに替えることを次回理事会で正式に決める。
2. 総務委員会財務WGからは、年末と年度末にキャッシュフローがマイナスとなり、関東甲信越・近畿両支部から緊急避難的に借りることで乗り切る(ここ数年そういう処理をしているとのこと)。
3. 建築家資格制度について、このままでいくと多数の方がCPD単位不足で更新できないため、1級建築士更新講習受講者に54単位を与えることを考えている。
4. 懲戒処分「注意」を受けたもう1人の会員から不服申し立てがあっ
たので、次回理事会で再度報告を聞くこととする。
第4回UIA大会推進特別委員会では、6億円修正予算が出されたが、相変わらず収入も支出も現実味が薄い印象。11月1日に世界に向けて早期登録開始、10月20日よりWEBでプログラム・発表者などの概要発信を予定。支部委員からは、参加登録と寄付集めについてのタスクフォース編成と、海外とのチャンネルを有する支部の調査に関する要望が出された。JIA企画プログラムは原則ツーペイであることの確認と、UIA大会登録と寄付については、支部ごとにまとめてJIA本部へ持ち込めば、JOBからJIAへ手数料(3.5%)が入る。
全国地域会会議では、地域会の位置付けについて議論した。現在は定款第25条に基づく地域会設置基準によるが、地域の活動母体となる地域会を定款に位置づけるべきか、本部・支部との関係、設置単位、会員種別、事務局経費・活動費支弁はどうあるべきかなどを、設置基準改定案に基づいて議論した
臨時総会では、@法人選択は「公益社団法人」への移行認定手続きに入る、A正会員の年会費は2011年度から45,000円とする、B土井正明会員(近畿支部所属)は「除名」とする、の3つの重要議題が承認された(※編集部注:詳細はP11)
レセプションは、ふく刺しを賞味してもらうための異例の固定席で開催、400名が女性祇園太鼓とふく刺しを堪能、今大会成功を祝い、来年のUIA東京大会の成功を祈念して大いに盛り上がった