理 事 会 レ ポ ー ト                             東海支部長・理事 小田義彦
□第182回理事会は5月10日WEB方式、新旧合同で開催。欠席は現理事・監事各1名、新理事3名。
〔審議事項〕
1. 入会11名(うち東海3名)、退会33名(東海2名)休会5名。
2. JIA後援・共催事業、7件を承認した。
3. UIA大会ゴールデンキューブ賞予算については、国内募集と審査経費130万円の内50万円を本部会計予備費から拠出することを承認した。
提案の「建築と子供委員会」は再審議となった。
4. 海外旅費に係る細則改訂(17年前の細則を現状に合わせて改定)を承認した。
5. 「 海外出張旅費清算ガイドライン」を新規に内規として整備、承認した。
出張報告書の作成は今後義務づける方向で検討する。
6. 「 公印規定」改訂の件では、公印の管理責任者・使用手続きなどを正式内規として承認した。
7. 「各種積立金規定」は5つの規定について字句の修正の後承認。
8. 「JIA災害対策ファンド運用規定」は、このファンドが補助であり全経費を保証するものでないとの付帯条件で承認された。
9. 「JIA国際交流基金運用規定」の改定は次期執行部で継続審議となった。
10. 「給与規定改訂」は、人事院から毎年発行の民間企業の勤務条件調査結果を参考基準とする、管理職手当ては「会長」の承認を得る、などの意見を取り入れることを条件に承認した。
11. 資格制度に関して、「登録管理マニュアル」と「建築家登録認定機関事務局運営マニュアル」を承認。
12. 出江会長提案の退職専務理事への功労金支給については、給与1か月分を支給することで承認した。
13. 総会議案書は一部字句訂正の後、承認した。
〔報告事項〕
1. 10年度予算案を、メール書面表決、結果報告。
2. 建築基本法特別委員会松本委員長より、「コンソーシアム会議」と「JIA建築・まちづくり基本法案」の報告あった。
3. 事務局報告 省略
□第183回理事会は5月27日名古屋で総会前に新旧合同の形で行われた。欠席は現職理事1名。新理事・監事は全員出席。出江寛会長から2年間の感謝とお礼、新執行部への期待が述べられた。
〔審議事項〕
1. 入退会者の件
入会3名、退会10名、逝去2名、資格喪失ゼロ、休会2名を承認。東海支部はいずれもゼロ。承認後の会員数は4,742名となった。
資料によると2009年度は入会179名、退会・死亡244名、資格喪失82名。
資格喪失会員から、名誉回復のため滞納会費を全納するので資格喪失取り消しと正式退会の申し出でがあり、これを承認した。
2. 後援名義承認
7件の名義後援と2件の推薦図書(愛知発『建築家・佐久間達二の夢』を含む)を承認。
3. 環境行動ラボ規約の委員数の改定については継続審議。
4. 職責委員会報告によると、3名が「懲戒事由あり」で、懲戒審査委員会送りとなった。
5. 総会の委任状の取り扱いについて。
6. 第3号議案について
東海支部の本田会員から第3号議案について、「建築家国際交流基金からの取り崩し金500万円は5年以内に同額を払い戻すことを条件としてほしい。理事会で承認されなければ、緊急動議として総会で提案する」との申し入れがあり、払い戻すことを承認、理事会資料第3号議案に手書きでその旨加筆・修正したものを配布して総会承認を得ることとした。
〔報告事項〕
1. 海外出張時報告書作成義務化と旅費清清算について「通達」を総
務委員会で整備した。
2. 2009年度理事会への理事出席状況一覧
WEB会議も含め16回開催のうち、服部支部長、谷村理事とも15回出席した。
□新執行部第1回臨時理事会は第183回理事会に引き続いて行われた。新旧合同であるが総会承認後の理事会という想定で行われるため、現職理事がオブザーバー出席となった。新理事・監事は全員出席、現職理事は当初1名の欠席予定であったが、途中退席が目立った。芦原会長予定者から抱負が述べられた。
〔審議事項〕
1. 理事会審議決定事項の一時執行停止および解除については、「この臨時理事会で決議した事項は、本日の総会が終了するまでは、その執行を停止すること、そして総会が終了した時点で、自動的に停止を解除すること」を承認した。
2. 定款第17条2項により、副会長を、室伏次郎(関東甲信越支部)、東條隆郎(関東甲信越支部)、小田義彦(東海支部)の順位で選任した。
3. 定款第17条2項により改選期にあたる8支部の新支部長を承認した。
4. 退任する理事・監事14名に対し感謝状を贈呈することを承認した。
〔報告事項〕
〔協議事項〕
1. 事務局より、2010、2011年度の理事・監事体制、本部役員体制が発表、説明があった。
2. 2010年度組織・運営体制について、室伏次郎副会長(組織再編諮問会議議長)より、理事会は原則2カ月に1回とする、会長直属の3つの諮問会議を設け3名の副会長がそれぞれ担当する、委員会は2009年度執行部の意図を継承し22委員会に集約する、などの説明があった。西勝理事より委員会への理事配置について、希望を聞いた上でバランスよく配置されたいとの要望が出された。
3. UIA大会推進特別委員会の体制では、委員長:芦原会長、副委員長:伊平則夫氏、委員に10支部長のほか、全国10支部ごとに支部特別委員会を構成し、UIA大会登録、寄付協力、プログラム参加を推進していく。本日のこの会議を、UIA大会推進特別委員会キックオフ会議と位置づける。