臨時理事会レポート ‘05通常総会議案審議 理事 相 坂 幸 彦 | |||
◎ 臨時理事会報告 日時 2005年3月25日 11:30〜17:30 場所 JIA会館 3Fセミナールーム | |||
(会議に先立ち故丹下健三会員への黙祷。小倉会長が故丹下氏葬儀より戻られるまで仙田満第一副会長が会長代行として会議進行をする旨を了承) | |||
■ 審議事項 | |||
(1)2005年度財務担当副会長及び財務担当理事の選任の件 | |||
次年度財務運営管理体制強化に向けて、仙田満副会長および賀村智理事(総務委員長)をそれぞれの任務にあてることを承認。 | |||
(2)2005年度通常総会議案の件 | |||
@2004年度決算の件 | |||
前回(140回)理事会にて、総務委員会あてに決算案の検討依頼をし、その答申書の説明が賀村理事・総務委員長よりなされた後審議に入り、1,300万円余の赤字結果の責任問題及び処理のあり方に付討議の結果結論を得ず、とりあえず決算内容について了承した。 次回理事会にて再度赤字対応策を取り上げる。 |
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A2005年度事業計画の件 | |||
小倉会長より前回理事会での理事意見を加えた修正計画案の説明の後、承認。 | |||
B2005年度予算案の件 | |||
初めに前回理事会より提起されていた「2005年度からの会費一律36,000円実施の一年先送り案」を討議・採決の結果、反対多数により否決され、予定通り2005年度からの正会員会費一律36,000円の実施が確認された。 | |||
引き続き予算案審議では、前期赤字の責任、今期での処理、36,000円会費での会費会員数の読み、経費削減と支出のあり方、不測事態時の対応、支部・地域会運営問題、JIAそのもののテーマ等々議論多義にわたる。その結果、上程第二予算案(実行予算案)を基本的に了承(賛成12、反対3、棄権1)。 | |||
尚、下記付帯事項を加えた修正案を次回理事会にて再審議することとした。 ・ 理事会に要する交通費を本部予算として計上、現行額に更に200万円上乗せする。 ・ 支部長会議は、理事会開催時に限定する。 ・‘05予算については推移を見て補正予算を早めに組み、万全な体制で取り組む。 ・ 中・長期的財政方針について‘05年度1年をかけて検討する。 ・ 支部・地域会の別途費用徴収について‘05年度は、暫定的に動かしていく(総会にも報告)。 ・ そのためにも早めに総務委員会支援要請書を、会長名で全正会員に送る。 ・ その他、財政支援ファンド(ファンドのあり方については次回再審議)を新たな考え方として提案する(総会にも報告)。 ・ 理事会までには予算案の提案趣旨を加える。事前に送付して次回審議とする。 |
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C会費規則・会費規定改正の件 | |||
事務局より、地域会費等の取り扱いが流動的である中で、規則、規定改訂案については時期尚早と判断されるので、改定案の提出を撤回したい旨の説明を行い了承された。 | |||
(3)懲戒審査委員会答申議決後の対応の件 | |||
理事会にて中園会員に対する「除名」決議がなされ、総会議案となるさなかに本人より退会届が提出された。この届出の受理につき松浦顧問弁護士の見解を伺ったところ、JIA現定款では受理せざるを得ないとの結論であった。この件につき審議の結果、退会届の受理を承認した。 | |||
■ 報告事項 | |||
(1)福岡県西方沖地震に関して | |||
3月20日発生の福岡県西方沖地震に対して、災害対策委員会を中心にして必要な支援活動を行う。 | |||
理事会レポート JIA再生に向けて 理事 相坂 幸彦 | |||
◎ 第139回理事会報告 日時 2005年3月25日 11:30〜17:30 場所 JIA会館 3Fセミナールーム | |||
■審議事項 ◎ 第141回理事会報告 日時 2005年4月28日 13:30〜17:30 場所 JIA会館 1F小ホール 議長代行 橋本修英副会長 議事録署名人 賀村 智、田島正陽 両理事 ■ 審議事項 (1)暫定予算措置の件―柳沢専務理事― 2005年4月1日から5月27日の通常総会での予算成立までの期間の予算執行につき、定款第44条に基づき前年度予算に準じて収入支出を行っていくことを承認。 (2)新規入退会者(4月8日承認以降分)の件―原田事務局長― 入会34名(内、東海1名)、休会5名、退会30名(内、東海7名)承認。(2004年度入会者総数405名、退会者総数248名)。 (3)共催・後援・協賛名義の件―原田事務局長― 以下を承認。 @共催事業:第27回Japan Home&Building Show 2005(主催:社団法人日本能率協会) A後援事業:第28回学生設計優秀作品展 建築・都市・環境(主催:学生設計優秀作品組織委員会、レモン画翠)他8件 B協賛事業:自治体総合フェア2005(主催:社団法人日本経営協会)他3件 (4)名誉会員推挙の件―柳沢専務理事― 安藤忠雄氏を追加推挙することを承認。 (5)2005年度通常総会議案の件(スケジュール確認を含む) ・会長挨拶 ・議長選任 ・議事録署名人の選任 ・議案 @2004年度事業報告及び収支決算に関する件−原田事務局長− 事業報告(A4版14ページ)は理事持帰り精査の上5月10日までにメール報告とする。 一般会計収支決算は終局△10,045,024円となり、久保清一、坪井善道両監事より決算結果に対する原因追求およびその対策(一連の事件への対応と入会者数目標未到達、退会者・会費未納者増大等を含む)、次年度事業計画および事業予算組み立てへの考え方等の説明を受けた後に監査報告書を作成したい旨、手厳しい評価がなされた。これに対し小倉会長より、結果を真摯に受け止め、執行部、事務局、総務委員会等の引き締めを図ると共に、今後は、財務担当副会長および財務担当理事による月々のチェック体制を講ずることを説明。引き続き特別会計収支決算報告とあわせて次年度事業計画案および収支予算案の説明を先に行った。 A2005年度事業計画および収支予算案に関する件 ・事業計画案―小倉会長―:第140回理事会およびその後の臨時理事会にて検討された計画案に多少の修正を加え、JIAの財政危機及びJIAを取り巻く環境の変化等の総括を行い、今期の重要事業4項目(前回提示)の説明をした。 ・収支予算案―柳沢専務理事―:先の臨時理事会にて討議した繰越赤字を、緊急縮小予算組みの中で、必要な活動は維持しつつも単年度解消とする収支予算案を説明した。尚、これには多大なる困難が予測されるため、役員、会員全員の理解と絶大なる協力・支援が要請された。 以上の説明を受けて審議の後、久保、坪井両監事の了承を得、採決の結果、賛成多数にて議案@、Aは承認された。 B建築家憲章改訂の件―芦原太郎倫理WG長― 2004年度通常総会において倫理規定・行動規範・建築家憲章の改訂が承認されたが、職能原則に代わるものとしての建築家憲章に「自主独立の精神」が欠落しており、文書構成についても推敲の余地ありとして次年度総会までに検討を加えることとなっていた。改定案の説明後承認。 C終身正会員の件―原田事務局長― 定款第6条(1)の2)の規定に基づき、終身正会員として以下の6名を承認。 吉田 周(関東甲信越支部)、飯尾健太郎・大塚一三・ 車戸徳蔵・税田公道(東海支部)、辻 隆司(九州支部) D名誉会員の件―原田事務局長− 定款第6条(2)の規定に基づき、名誉会員として以下の8名を承認。 内田祥哉・大宇根弘司・阪田誠造・三上清一(関東甲信越支部)、倉森 治(中国支部)、三島庄一(九州支部)、Eugene C. Hopkins(AIA前会長)、Lee, Se Hoon(KIRA前会長) E役員選任の件―原田事務局長― 定款第17条に基づき、以下の理事、監事を選任する。 〔理事〕 関東甲信越支部―国広ジョージ・竹内壽一・古谷誠章・ 山口洋一郎 近 畿 支 部−西村征一郎・橋本修英 北 陸 支 部−水野一郎 九 州 支 部−三好定和 沖 縄 支 部−国場幸房 〔監事〕 東 海 支 部−八木利喜彌 ・報告事項 @公益法人問題の状況について A懲戒規定について ・終身会員証の贈呈 ・退任する役員への感謝状贈呈 (6)2005年度委員会活動及び編成の件―柳沢専務理事− 小倉会長よりの各委員会別活動指針および仙田財務担当副会長よりの各委員会費配分と節減会計への対応指針が提示され、この1年間の運用の中で委員会および委員の再編を検討することとして承認。 (7)2005年度全国学生卒業設計コンクール実行委員会設置 の件―松原理事― 各支部、地域会のコンクールに参加している大学(大学院を除く)、短大、高専、職業訓練校、専門学校を対象にして、各支部より作品を推薦することとし、全国から60点程度(建築系大学の学校数にほぼ比例させて配分:東海支部は7点)を集め、公開審査形式のコンクールとする。時期は10月、会場は横浜を予定、予算立ては協賛金および作品集頒布収入にて賄う。そのための実行委員会(委員長・上西 明)を立ち上げることを承認。 (8)「日本建築大賞2005」及び「日本建築家協会優秀建築選2005」募集要項の件―古谷表彰事業委員長― 第137回理事会にて承認された主題の作品募集要項案を承認。尚、日本建築大賞・日本建築家協会優秀建築選・JIA新人賞・JIA25年賞・環境建築賞の全ての受賞作品を「日本建築家協会建築年鑑」に収録し、これを顕彰する。 (9)個人情報保護規定策定の件―賀村理事・総務委員長― 個人情報の保護に関する法律の施行に対応するためJIAの規定案を承認。 (10)財政支援基金の件―仙田財務担当副会長― 会費収入の減少によるJIAの財政不安定さを補うために、不安定状況の改善(4年間を目途)が見られるまで賛同の得られる会員より預かり金として協力金(2,000万円目標)を集めたいとする案が提示されたが、審議時間不足のため次回再検討とする。 ■協議事項 (1)品確法についての4団体共同提言について―小倉会長-― 品確法基本方針策定の中で、発注体系の革新整備へ向けて検討課題等を「8つの要望項目」として4団体にて国交省宛に提出することを了承。 (2)懲戒規定の見直しについて 東海支部より「退会届受理」に関する定款第11条の改正提案の件につき、協議時間不足のため次回検討とする。 ■報告事項 (1)2011年UIA大会誘致について―芦原UIA大会誘致活動委員長― 立候補都市は、東京、リオデジャネイロ、ダーバンの3都市に確定した。2月23日UIA理事会が東京で開催された際の感触は非常にベターであった。次のターゲットはイスタンブール大会でのロビー外交に掛かっている。大勢の会員のUIAイスタンブール大会への参加を望む。 (2)活動報告 ・入札問題特別委員会―河野入札問題特別委員長―:新台東病院基本設計一般競争入札(実施設計制限付一般競争入札)参加全社に対し、設計入札に関する考え方について質問状を送付した。 ・資格制度2会協議会の中間報告―橋本副会長―:JIA、建築士会双方の資格制度のすり合わせにつき検討を進めている。 (3)2005年度理事会開催日程の確認―原田事務局長― 理事会は5/27、支部長会議及び理事会は7/28、10/18、12/15、2/21、4/27とする。 |